伊予鉄道役員人事 地元紙が誤報で社内処分

2014年6月6日訂正報道一覧メディア:ジャンル:,

愛媛新聞2014年5月27日付朝刊1面

愛媛新聞2014年5月27日付朝刊1面

【愛媛】 2014/5/26朝刊1面「伊予鉄道 白石専務 社長昇任へ 佐伯氏は会長に」

(訂正事項) 役員人事案の内容


愛媛新聞は5月26日付朝刊1面で「伊予鉄道 白石専務 社長昇任へ 佐伯氏は会長に」と見出しをつけ、伊予鉄道の佐伯要社長を会長に、白石恒二専務を社長にすることなどを内容とする役員人事案を固めたと報じた。しかし、同社が同日、佐伯社長と白石専務を留任させ、国土交通省出身の清水一郎氏を代表取締役副社長とする役員人事案を内定して記者発表。同紙は27日付朝刊で訂正とおわび記事を掲載するとともに、6月6日付で土井英雄社長の署名入りのおわび記事を掲載し、社内処分を発表した。

同紙は26日付記事で、「佐伯氏と白石氏の2人が代表権を持つ」と伝えていたが、これも「佐伯氏と、副社長に就任する清水一郎氏の2人が代表権をもつ」の誤りだったとし、「約8年が経過し、トップ交代により組織活性化を図る狙いがあるとみられる」と解説した部分も削除するとした。

愛媛新聞2014年5月26日付朝刊1面

愛媛新聞2014年5月26日付朝刊1面

6月6日付朝刊1面に掲載されたおわび記事によれば、同紙では3月16日付朝刊の県公営企業管理者人事でも、内定者とは別の名を挙げ「最終調整に入った」と事実上の誤報をし、編集局内で注意喚起を行っていたが、今回再び誤報が起こった。

土居社長は、誤報の要因として「取材過程での事実確認・裏付け作業や出稿時のチェック体制などに構造的問題があった」と指摘。「管理監督および指導上の責任は重大」として、5日付で社長と編集局長の減俸処分、担当部の責任者2名を厳重注意にしたと発表した。そして、今後のチェック体制の強化とともに、「誤報撲滅に絞った記者研修の定例化」などに再発防止に社を挙げて全力で取り組み、正確な報道に徹して信頼回復に努めると表明している。

愛媛新聞2014年6月6日付朝刊

愛媛新聞2014年6月6日付朝刊

(2014/6/12掲載)