米前国務副長官「尖閣棚上げ合意」言及で一部訂正

2014年2月21日訂正報道一覧メディア:ジャンル:, テーマ:

朝日新聞2014年2月21日付朝刊4面

朝日新聞2014年2月21日付朝刊4面

【朝日】 2014/2/20朝刊4面「新型大国関係『米中、衝突避ける挑戦』スタインバーグ前米国務副長官」
(訂正事項) 米国要人の発言

朝日新聞は2月20日付朝刊で、米国のジェームズ・スタインバーグ前国務副長官の単独インタビュー記事を掲載した。その際、前国務副長官が「田中角栄元首相と中国の鄧小平氏との間に尖閣問題の棚上げ合意があったとの認識」を前提に「(この合意は)正しかった。尖閣問題はわきにおくべきだ」と訴えたと報じた。しかし、実際は、「田中角栄元首相や中国の鄧小平氏らの時代に日中首脳間に尖閣問題の棚上げ合意があったとの認識」を前提にした発言だったとして、21日付朝刊で訂正記事を掲載した。

田中角栄元首相は1972年の日中国交正常化を実現した訪中時、周恩来首相との会談で、自ら尖閣諸島に言及。他方、鄧小平氏は当時、政治的に失脚しており、副首相に復権したのは1973年だった。鄧氏は1978年来日した際、日本記者クラブでの会見で、双方はこの問題に触れないことで約束したと発言している。

中国政府は、尖閣諸島をめぐって日中間にいわゆる「棚上げ」合意があったと主張しているが、日本政府はそのような合意は存在しないとの公式見解をとっている。

日中関係(尖閣諸島をめぐる情勢) (外務省)