ニフティ売却報道に富士通「手続に入った事実ない」

2014年4月12日注意報一覧メディア:ジャンル:,

▼富士通が子会社・ニフティを「売却する手続きに入った」と朝日新聞が報道。しかし、富士通が「売却する手続きに入った事実はない」とコメントを出している。

【朝日】 2014/4/10朝刊8面「富士通、ニフティ売却へ 会員減で業績低迷」

《注意報1》2014/4/12 07:00


《注意報1》2014/4/12 07:00

朝日新聞は4月10日付朝刊で「富士通、ニフティ売却へ」と見出しをつけ、富士通がインターネット接続サービス(プロバイダー)の子会社「ニフティ」を売却する手続きに入ったと報じた。これに対し、富士通は同日、「様々な可能性を検討しておりますが、『売却する手続きに入った』事実はありません」とのコメントを発表、東証に適時開示を行った。

富士通、ニフティを売却へ 会員減少で業績低迷 (朝日新聞デジタル2014/4/10)

朝日新聞2014年4月10日付朝刊8面

朝日新聞2014年4月10日付朝刊8面

朝日新聞は、記事の中で「富士通は近く、買い手を公募するかどうかなど、売却先の選定方式を決める」とも伝え、社内で売却を前提とした手続きが進行しているかのように報道。しかし、「売却する手続き」の中身については具体的に触れておらず、情報源にも全く言及していなかった。

富士通の広報担当者は、日本報道検証機構の取材に「さまざまな可能性の一つとして売却という選択肢は否定しないが、選択肢を検討している段階。売却に向け会社として機関決定などの手続きに入った事実はない」と答えた。

朝日新聞の報道を受け、他の一部主要紙も追いかけたが、「売却の検討に入った」(毎日、産経)、「売却を検討している」(共同、時事)と報じ、売却が決定したかのようには伝えていなかった。

一部報道についてPDF〕 (富士通株式会社 2014/4/10)

富士通株式会社ホームページより

富士通株式会社ホームページより