「今冬、原発ゼロなら予備率マイナス試算」 関電否定

2013年10月12日注意報一覧メディア:, , ジャンル:, テーマ:

▼関西電力が「原発ゼロ」が続いた場合、今冬に予備率マイナスになると試算していると共同通信や産経新聞などが報道したが、関電が事実関係を否定している。

【毎日】 2013/9/13夕刊2面「関西電力:原発ゼロ続けば予備率マイナス--今冬試算」【産経】 2013/9/13夕刊1面「今冬、原発ゼロなら 関電 予備率マイナスも」【共同】 2013/9/13「関電、今冬の予備率マイナス試算 電力融通でも需給逼迫」

《注意報1》2013/9/14 21:00

《注意報2》2013/10/12 14:00

《追記あり》2013/10/16 00:30


《注意報1》 2013/9/14 21:00

共同通信や産経新聞などは9月13日付で、関西電力が、原子力発電所の稼働ゼロが続いた場合、今冬の供給余力を示す「予備率」がマイナスとなり、供給力が需要を下回って電力不足に陥ると試算していると報じました。しかし、関西電力は同日、ホームページに「そのような事実はありません」とのコメントを掲載しています。

関電、今冬の予備率マイナス試算 電力融通でも需給逼迫 (共同通信 2013/9/13 14:00)

共同通信2013年9月13日付

共同通信2013年9月13日付

今冬、電力供給余力マイナスも 大飯再稼働の遅れで 関電が試算 (MSN産経ニュース 2013/9/13 16:46)

今冬の需給見通しに関する報道について (関西電力 2013/9/13)

関西電力ホームページより

関西電力ホームページより


《注意報2》 2013/10/12 14:00

関西電力が「原発ゼロ」が続いた場合、今冬の「予備率」がマイナスとなり、供給力が需要を下回って電力不足に陥ると試算しているとの報道がありましたが、関電は10月1日、原発の再稼働がなくても今冬の予備率は3%確保できると経済産業省に報告したことを公表していました。

関電の資料によると、今冬の電力需要は、平成23年並みの厳冬を前提に2576万キロワットと想定。大飯原発3・4号機の停止により原子力による供給はゼロとなり、自社では供給力が不足する厳しい状況になるものの、他の電力会社からの融通等により、最低限必要な予備力3%は確保できる見通しだとしています。

今冬の電力需給に係る報告について (関西電力 2013/10/1)

関西電力2013年10月1日「今冬の需給見通しについて」(PDF)より一部抜粋

関西電力2013年10月1日「今冬の需給見通しについて」(PDF)より一部抜粋


(*) 産経新聞は9月27日付夕刊(大阪版)2面で「関電、今冬供給に余力 他社から融通 火力稼働増」の見出しで、予備率3%以上の供給余力を確保できる見通しが立ったと報じ、事実上訂正していました。(2013/10/16 00:30)