「秩父の工場跡誘致が破談」に市は訂正要求

2013年4月9日注意報一覧メディア:ジャンル:, ,

【日経】 2013/3/20朝刊35面「埼玉経済の死角(上):製造業 深刻な空洞化 県の誘致策、効果薄く」

《注意報1》 2013/4/9 21:00

日本経済新聞は、3月20日付朝刊20面で、連載「埼玉経済の死角」の1回目(上)として「製造業 深刻な空洞化 県の誘致策、効果薄く」の見出しをつけた記事を掲載し、秩父市の太平洋セメント秩父第一工場跡地における企業誘致交渉が条件が折り合わず破談に終わった、と伝えました。しかし、秩父市は、ホームページ上で「破談となった事実はなく、また条件の提示を行った事実もない」と事実関係を否定、記事の訂正を求めています。

記事は、同工場跡地への誘致のため、秩父市や埼玉県がコニカミノルタと交渉を重ねたが破談に終わったと指摘。しかし、コニカミノルタの広報担当者も、当機構による取材に対し、秩父市と具体的に条件について話し合っていた事実はなく、この記事は誤報だと回答しています。

秩父市産業観光部によると、市側は記事掲載直後から日経新聞に事実と異なると指摘。しかし、訂正されなかたため、3月29日、書面による訂正の申入れを行い、ホームページ上で公表したとのことです。

『埼玉経済の死角(上):製造業 深刻な空洞化 県の誘致策、効果薄く 技術力生む産業育成を』

 首都に近い優位性や基盤整備の進展などから成長力が高いとされる埼玉県経済。進出企業数も多く、行政もこうした点を誇ってきた。だが県内の景況は今も低迷基調を脱していない。空洞化、雇用喪失、デフレ――。埼玉経済の「死角」をあぶり出し、成長軌道に戻るための道筋を探る。…(中略)…
 今冬、秩父の経済界は失望に包まれた。太平洋セメント秩父第一工場跡地へのコニカミノルタの進出が破談になったからだ。公共工事減で需要が細り、工場は00年に操業を停止。市中心部には15ヘクタールの空き地が残った。県や秩父市は同社と交渉を重ねたが、条件が折り合わなかった。(以下略)
(日本経済新聞2013年3月20日付朝刊35面)

製造業、深刻な空洞化 埼玉経済の死角(上) 県の誘致策、効果薄く 技術力生む産業育成を (日本経済新聞2013/3/20電子版 *全文は有料記事)

日本経済新聞の記事内容の訂正を求めました (秩父市産業観光部 2013/3/29)

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