「えりも岬への途上GSゼロ」 実際は2軒営業中

2013年4月5日注意報一覧メディア:ジャンル:, ,

 【読売・北海道】 2013/4/3朝刊30面「えりも岬 GSゼロに 観光客 広尾の次は50キロ先」

《注意報1》 2013/4/5 18:50

読売新聞(北海道版)は、4月3日付朝刊30面で「えりも岬 GSゼロに」の見出しをつけ、北海道幌泉郡のえりも岬地区で唯一営業していたガソリンスタンド(GS)が3月に廃業したことを報じました。その中で「帯広方面から襟裳岬を目指す観光客は、広尾町を過ぎると約50キロほどGSがない」と伝えました。

しかし、実際は、広尾町から襟裳岬までの車道沿いには、報道日現在、少なくとも次の2軒の営業中のGSが存在。「広尾町を過ぎると約50キロほどGSがない」は事実誤認とみられます。

音調津SS 東館商店(PB)
所在地:北海道広尾郡広尾町音調津60 (襟裳岬まで約37km)

吉田商店 庶野給油所(コスモ)
所在地:北海道幌泉郡えりも町庶野392 (襟裳岬まで約14km)

読売新聞の報道を受け、えりも町商工会が急きょ、ホームページに「えりも町本町地区では3軒 庶野地区では1軒が営業を続けております」などと告知しています。

同商工会によると、同町えりも岬地区で2月末日をもって唯一のGSが閉店したことは事実としつつ(ただし、記事では3月廃業となっています)、町内には3軒のGS(襟裳岬から15キロ圏内)があると指摘。うち1軒は広尾町から襟裳岬までの途中のえりも町庶野地区にあり、広尾町音調津地区にももう1軒あることを明らかにしています。

えりも岬、GSゼロに…広尾の次は50キロ先 (YOMIURI ONLINE 2013/4/3)

 北海道を代表する観光スポットの一つ、えりも町えりも岬地区に1軒だけあったガソリンスタンド(GS)が3月で廃業した。…(中略)…
 同店の廃業で、えりも岬地区の昆布漁師は、磯舟の燃料を車で15分ほど離れた町中心部まで買い求めに行かなければならなくなった。帯広方面から襟裳岬を目指す観光客は、広尾町を過ぎると約50キロほどGSがない事態になっている。
 かつて「えりも砂漠」と呼ばれたえりも国有林の緑化が始まってから今年は60周年になる。訪れる観光客の増加が予想される中、地元の宿泊業者は「ドライバーに注意喚起する必要があるのにPRが足りない」と心配している。(読売新聞2013年4月3日付朝刊(北海道版)30面より一部抜粋)

読売新聞2013年4月3日付朝刊(北海道版)30面の図「GSがない(約50km)」

読売新聞2013年4月3日付朝刊(北海道版)30面の図「GSがない区間(約50km)」

【お知らせ】えりも町ガソリンスタンド事情(えりも町商工会 2013/4/4、4/5更新)

130409_erimo_syokou(*) 広尾町音調津地区にある「音調津SS 東館商店」のGSから襟裳岬まで「約20km」としたのは「約37km」の誤りでした。訂正しました。(2013/4/6 01:30)
(**) えりも町商工会がホームページに掲載した地図に一部訂正があり、差し替えました。赤字で「襟裳岬より約20km」となっていた部分が「襟裳岬より約35km」に訂正されていました。(2013/4/9 21:50)