「道都大、運営譲渡へ」 大学側は否定声明

2013年2月1日注意報一覧メディア:ジャンル:, ,

【北海道】 2013/1/31朝刊1面、30面「道都大、運営譲渡へ 横浜の法人に 学生減り経営難 14年度」

《注意報1》 2013/1/31 20:50

北海道新聞は、1月31日付朝刊1面で、道都大学を運営する学校法人北海道櫻井産業学園が2014年度に星槎大学を運営する学校法人国際学園に大学の運営権を譲渡する方針を固め、31日の臨時理事会で正式決定すると報じました。しかし、道都大学はホームページで、櫻井政経学長の名で、そのような事実はないとの声明を発表。当機構の問い合わせに対し、同大学は31日午後に理事会を開催したものの、運営権の譲渡を決定した事実はなく、「当初から譲渡を議論する予定もなかった」(大倉理事)とのことです。

同大学側は、国際学園・星槎大学と業務連携を進める予定があることは認めていますが、譲渡の予定はなく、報道は事実と異なるとしています。櫻井学長が北海道新聞の取材に対し、譲渡について認めたと報じられたことについても、声明文は「そういった事実はございません」としています。大倉理事によると、櫻井学長が30日夜、自宅前で北海道新聞記者の取材を受けたことは事実だが、譲渡を認める発言はしていなかったとのことです。

原報道は、関連記事として「道都大 学生生活どう保証 教職員の雇用継続も課題」の見出しで、譲渡決断に至った経緯や今後の影響について詳しく報じていました。

『道都大、運営譲渡へ 横浜の法人に 学生減り経営難 14年度』
道都大学(北広島市)を運営する学校法人北海道桜井産業学園(桜井政経理事長)が、2014年度に通信制大学大手の星槎(せいさ)大学を運営する学校法人国際学園(横浜市)に大学の運営権を譲渡する方針を固めたことが、30日分かった。31日の臨時理事会で正式決定する。生徒数減少に伴う経営難が原因で、譲渡後も在学生の学ぶ環境については保証される見通し。
道内の四年制大学が、経営難を理由に譲渡されるのは初めて。譲渡後の大学名や学部構成、全教職員129人(11年5月時点)の処遇について、詳細は決まっていない。
北海道桜井産業学園は今後、文部科学省の認可を受け、道都大の運営権を国際学園に移管後、学校法人を清算し、解散するという。
…(中略)…
桜井政経理事長は北海道新聞の取材に対し、譲渡について認めた上で、「学生たちにとっての最善策が今回の決断と考えている。決して在学生に迷惑をかけることはしない」と答えた。

 

北海道新聞2013年1月31日付朝刊1面(左)、30面(右)

北海道新聞2013年1月31日付朝刊1面(左)、30面(右)

1月31日(木)北海道新聞の報道について(道都大学 2013/1/31)

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《注意報2》 2013/2/1 01:40

北海道新聞は、1月31日付夕刊1面で、北海道櫻井産業学園が同日午後、臨時理事会を開き、道都大学の運営権の譲渡を視野に、国際学園が運営する星槎大学との単位の互換などの連携について協議すると報じました。その中で、櫻井学長(理事長)が北海道新聞の取材に対し、譲渡については「あり得る。(運営する)法人が変わっても大学の名前は変えない」と述べたと報じています。

同紙は31日付朝刊で、北海道櫻井産業学園が道都大学の運営権を「譲渡する方針を固めた」とし、同日の臨時理事会で「正式決定する」と報じていました。しかし、夕刊では、「運営権の譲渡を含め、経営を見直す方針を固めた」と表現が変わり、臨時理事会で「連携について協議する」と修正されています。夕刊の記事では、道都大学が31日午前中に発表した否定声明には一切触れていません。

同紙のニュースサイトでは、当初、朝刊の記事の冒頭部分を掲載していましたが、31日午後10時前に夕刊の記事に差し替えられ、朝刊の記事は閲覧できなくなっています。

道都大、運営譲渡へ 新年度から横浜の法人に(北海道新聞2013/1/31 21:45)

 


《注意報3》 2013/2/1 09:05

北海道新聞は2月1日付朝刊で、北海道桜井産業学園が1月31日臨時理事会を開き、国際学園との業務連携の交渉を始めることを決定したと報じました。国際学園への譲渡については「理事会では話は出なかった」との櫻井学長の話を伝えています。

道都大 譲渡は白紙 臨時理事会、国際学園と業務連携へ(北海道新聞2013/2/1 21:45)

「道都大学の新たな取組み」について(道都大学2013/1/31)

(*) 「道都大学の新たな取組み」についてのリンクを追加(2013/2/4 18:15)